打撃は9割が「構え方で決まる」 元大阪桐蔭主将が強調する「3つのポイント」

大阪桐蔭元主将の「ミノルマン」こと廣畑実さん【写真:白永崇大】
大阪桐蔭元主将の「ミノルマン」こと廣畑実さん【写真:白永崇大】

膝がつま先より前に出ると、上半身と下半身が連動しない

 打撃は構え方で8~9割決まる――。大阪桐蔭高野球部で主将を務め、現在は「ミノルマン」の愛称で野球上達法の動画を配信している廣畑実さんは、構え方の大切さを強調する。3つのポイントを押さえれば、打撃が向上するという。

 廣畑さんは大阪桐蔭2年生だった2010年に選抜高校野球大会に出場し、3年生では主将を務めた。亜大、JR東海で野球を続け、現在は野球塾やYouTubeで自身の知識や経験を伝えている。「ミノルマン」の愛称で開設しているYouTubeチャンネルの登録者数は約9万人。独自の理論が反響を呼んでいる。

 廣畑さんが打撃で最も大切にするのが「構え方」だ。全ての動きが構えから始まるためだ。打撃を上達させるには3つのポイントがあるという。

1.つま先より膝を前に出さない
 膝がつま先より前にあると、右打者の場合、左足を引いてスイングする時に膝が外側から回る。バットを内側から出そうと意識しても、上半身は内側から下半身は外側から回ってしまい、上半身と下半身が連動しない。力が伝わらず、強い打球を飛ばせなくなる。

外角を打てる意識が持てると、内角にも対応できるという

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