打撃は9割が「構え方で決まる」 元大阪桐蔭主将が強調する「3つのポイント」

外角を打てる意識が持てると、内角にも対応できるという

2.猫背に構える
 バッテリーは打者を打ち取るために球を低めに集める。小学校、中学校、高校とカテゴリーが上がっていくほど投手の制球力は上がり、低めの投球が増える。打者は背中を反って構えると、低めの球が遠くなる。猫背に構えることで低めにバットが届く。

3.肩甲骨を前に出す
 カテゴリーが上がると投手の投球の高さは低めが増え、コースは外角が大半を占める。廣畑さんは社会人まで野手としてプレーした経験から「配球は7~8割が外角になる」と話す。打席に入る際に腕を後ろから前に回して肩甲骨を前に出せば、外角にバットが届きやすくなる。外角を打てる意識を持てると、内角にも対応できるという。

 廣畑さんは「打撃は構え方で8~9割が決まる」と力を込める。バットの出し方やタイミングの取り方など、ヒットを打つには様々な要素が必要になる打撃。全ては構え方から始まる。

(間淳 / Jun Aida)

少年野球指導の「今」を知りたい 指導者や保護者に役立つ情報は「First-Pitch」へ

 球速を上げたい、打球を遠くに飛ばしたい……。「Full-Count」のきょうだいサイト「First-Pitch」では、野球少年・少女や指導者・保護者の皆さんが知りたい指導方法や、育成現場の“今”を伝えています。野球の楽しさを覚える入り口として、疑問解決への糸口として、役立つ情報を日々発信します。

■「First-Pitch」のURLはこちら
https://first-pitch.jp/

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY