楽天が盛り上げる東北の中学硬式野球 団体の枠超えた「ひがしやまトーナメント」開催

楽天が「ひがしやまトーナメント」を開催
楽天が「ひがしやまトーナメント」を開催

シニア、ボーイズ、ポニー、ヤングから16チームが参加

 楽天が「楽天イーグルスカップ中学硬式野球大会 ひがしやまトーナメント2022」を開催する。普段は別の団体でプレーする東北の各中学硬式野球チームが、垣根を超えて頂点を決める大会。現役時代に首位打者を獲得した、チームOBの鉄平氏らがアカデミーの講師を務め、東北地方への野球普及に力を注ぐ楽天が中学野球も盛り上げている。

 2015年に始まった「ひがしやまトーナメント」は東北地方の中学生が目標とする大会で、今年は16チームが参加する。参加チームはシニア、ボーイズ、ポニー、ヤング、いずれかの団体に所属。普段プレーしている団体の枠を超えて頂点を争う。

 楽天は鉄平氏ら球団OBが講師を務める小学生向けのアカデミーを展開しているが、目的の1つに「東北の野球技術向上」を掲げている。東北地方の野球普及や選手の技術指導に創設時から力を入れており、「ひがしやまトーナメント」が果たす役割も大きい。また、大会は東北トップレベルの選手が交流を図る場にもなっている。

 大会は利府町中央公園野球場(楽天イーグルス利府球場)を会場に、19、20、23日の3日間で開催される。新型コロナウイルス感染拡大により中止となった2020年を除き、過去6回の大会はシニアのチームが5回、ボーイズのチームが1回優勝している。

(Full-Count編集部)

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