コントロール良くするには？　元プロが推奨、体の“グラグラ”抑える簡単トレーニング

元楽天の土屋朋弘さんが推奨…片方の足で真っすぐ立てるトレーニング

　元楽天の投手でキッズコーディネーショントレーナーの資格を持つ土屋朋弘さんは現在、仙台市で野球教室や運動能力を高めるキッズ教室を運営している。コントロールがなかなか定まらない少年野球の投手は、軸足で真っすぐ立てていないと説明。片方の足でバランス良く立つためのトレーニングを教えてくれた。

　1つ目のトレーニングはシンプルな片足立ち。右足だけで立つ時は、左足を曲げて三角形を作るように右膝につける。両腕は地面と平行に真っすぐ伸ばし、上半身は動かさず、1分程度バランスを取れるようにする。できるようになったら足を前に伸ばしたり横に伸ばしたり、上を向きながら両腕を上に伸ばすなど、難易度を上げていく。

　もう一つは「シングルレッグハーフターン」。目印となるゴムや紐を地面に置いて、片足で飛び越えながら体を半回転させる動きで、着地の際にグラグラしたり、反対側の足を地面についたりしないようにする。回転は左右バランス良く10回を目安とする。

　体がぶれればバランスが崩れ、コントロールも乱れる。安定した投球をするには片方の足でしっかり立つことが大事。スペースがなくても手軽にできる練習メニューで課題を改善したい。

（Full-Count編集部）