大谷翔平が開幕戦記録“連発”も「なおエ」 米記者が嘆いた史上初の珍事
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エンゼルスは直近10年で9度目の黒星スタート
■アスレチックス 2ー1 エンゼルス(日本時間31日・オークランド)
エンゼルスの大谷翔平投手は30日(日本時間31日)、敵地で行われたアスレチックスとの開幕戦に「3番・投手」で投打同時出場し、6回2安打無失点と好投した。毎回10奪三振の力投で勝利投手の権利を持って降板したが、救援陣が崩れて逆転負け。チームは1-2で敗れ、初の開幕戦勝利はお預けとなった。大谷に勝敗はつかなかったが、多くの記録を作った。
MLB公式のサラ・ラングス記者は「1901年以降、開幕戦で10奪三振以上をマークし、無失点だった投手は、大谷が26番目。チームが敗れたのは、史上初」と自身のツイッターに投稿し、話題を呼んだ。
さらに投稿を重ね「大谷は、この試合で投手としての最速を記録し、打者として最速打球速度も記録した」とツイート。投手で最速100.7マイル(約162.1キロ)、打者としては打球速度111.6マイル(約179.6キロ)を記録したのだった。
大谷の活躍があったが、チーム敗戦。MLB公式サイトのエンゼルス番、レット・ボリンジャー記者は「大谷は6回を投げて無失点、10奪三振だった。攻撃陣は、僅か5安打で、そのうちの1本は大谷から生まれたもの。エンゼルスは過去10年の開幕戦で9回目の敗戦だ」と投稿するなど、まさかの敗戦に嘆くしかなかった。
(Full-Count編集部)
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