レフトとライトは「早く動かない」 GG賞4度…坂口智隆さんが語る“構え”の使い分け
左翼&右翼はスタートを遅くし、判断力を重視
左翼と右翼は守備範囲が広くないため、自分が任された範囲の打球をより正確に判断してから動いていた。スタートは極端に遅くしていたという。
また、左翼や右翼はライン際に切れる打球の判断やクッションボールの処理など、動きの早さより判断力が求められると考えていた。守備位置での構え方も中堅の時とは違っていた。
「左翼と右翼の時は両手を両膝に置いてどっしりと構えていました。やる気がないように見られがちですが決してそうではなく、すぐに動き出さず正確に判断することを意識するためです。左翼手と右翼手は早く動かない方が良いですし、仮に動きに遅れが出てもカバーできるように中堅手がいます」
広いスペースを、わずか3人で守る外野手。それぞれのポジションの役割や動き方を明確にすると、チームの守備力アップが期待できる。
(First-Pitch編集部)
少年野球指導の「今」を知りたい 指導者や保護者に役立つ情報は「First-Pitch」へ
球速を上げたい、打球を遠くに飛ばしたい……。「Full-Count」のきょうだいサイト「First-Pitch」では、野球少年・少女や指導者・保護者の皆さんが知りたい指導方法や、育成現場の“今”を伝えています。野球の楽しさを覚える入り口として、疑問解決への糸口として、役立つ情報を日々発信します。
■「First-Pitch」のURLはこちら
https://first-pitch.jp/