新入生は「影響をもろに受けた世代」 強豪校でも痛感…コロナ禍で変化した選手の気質

選手が大人に意見できる環境作りを重視する

 毎日の練習メニューは監督だけで決めず、キャプテンの意見も加える。大人に対して意見する環境作りを大切にしており「我々が目指すチームカラーがある。時間はかかるかもしれないが、少しずつ染まっていってほしい」と願う。

「野球の技術も向上していかないといけませんが、まずはコミュニケーション能力を高めること。そうなれば、よりチーム力は上がっていく」

 春を制した王者は5月から始まる「第14回関西女子硬式野球選手権ラッキートーナメント」に出場する。高校、大学、クラブチーム、阪神タイガースWomenら28チームが参加。女子野球にはカテゴリーを問わない大会も数多くあり「ある意味、自由なところも女子野球のいいところ。全体で取り組めるシステムは球界全体を見ても素晴らしい部分」と石原監督は語る。

 最大の目標は東京ドーム、甲子園での春夏連覇。創設10年目を迎えた神戸弘陵がこの先も高校女子野球界を牽引していく。

(Full-Count編集部)

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