東大、39年ぶりチーム史上2本目の満塁弾 場内騒然の猛追アーチ…立大に引き分け

8回に満塁本塁打を放った東大・山口真之介【写真:加治屋友輝】
8回に満塁本塁打を放った東大・山口真之介【写真:加治屋友輝】

8回2死満塁で8番打者の山口真之介が右翼スタンドにグランドスラム

 東大は6日、東京六大学春季リーグの立大1回戦を6-6で引き分けた。5点ビハインドで迎えた8回に1点を返した後、8番打者の山口真之介内野手(3年)が右翼席へ起死回生の同点グランドスラム。勝ち切ることはできなかったが、衝撃の一発にスタンドは騒然となった。

 初回に先制を許し、2回には3失点。6回まで3イニング連続で立大に得点を奪われた。東大打線は4回に1点を返すも、大量ビハインドで試合終盤へ。敗色濃厚かと思われたが、8回に怒涛の粘りを見せた。犠飛で4点差にすると、なおも2死満塁で山口の痛烈な一振りで試合を振り出しに戻した。

 東大の満塁本塁打は、1984年春の法大2回戦で朝木秀樹が打って以来、チーム39年ぶり2本目となった。山口は東京・都小山台高出身で、二塁の守備力を買われてスタメン出場しており、今季リーグデビューしたばかり。大学初本塁打だった。試合後は場内から大きな拍手が送られていた。

(Full-Count編集部)

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