鈴木誠也、初2打席連発でカブス競り勝つ 全得点生む大活躍でメジャー“2冠王”に浮上
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この日カブスが奪った得点を1人で稼ぎ出した鈴木誠也
■カブス 2ー1 パイレーツ(日本時間13日・ピッツバーグ)
カブスの鈴木誠也外野手が12日(日本時間13日)、敵地で行われたパイレーツ戦でメジャー初となる2打席連続アーチを放った。「5番・右翼」で先発出場すると、5回の第2打席、7回の第3打席で立て続けにアーチ。この日チームが奪った全打点を叩き出し、カブスが勝利。鈴木はメジャートップタイの3本塁打8打点とし“2冠王”に浮上した。
2回無死一塁で迎えた第1打席は右飛に倒れた鈴木だったが、5回の第2打席で右中間スタンドまで運ぶ2試合連発となる先制の2号ソロ。開幕から続く連続安打を4試合に伸ばすと、さらに7回無死の第3打席では左翼スタンドで3号ソロを叩き込み、追加点を生み出した。9回の第4打席は凡退し、この日は4打数2安打2本塁打2打点だった。
カブスが奪った得点は鈴木の2打点のみ。このリードを先発のスマイリーら投手陣が守り抜いて競り勝った。鈴木の3本塁打、8打点はいずれもメジャートップタイに。今季からカブスに移籍した鈴木は4試合で12打数5安打、打率.417。現時点でのOPS1.696、長打率1.167はカージナルスのアレナドに次ぐ2位で、メジャー屈指の打撃成績となっている。
(Full-Count編集部)
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