気軽に子どもが指導者に「ねえねえ」 全国大会初Vに導いた“なれ合い”の関係性

試合後のミーティングに大人は不在…話し合いは選手同士で

 大人が主導権を握らず、選手中心のチーム運営は試合や試合後のミーティングにも表れている。試合中、ピンチの時もチャンスの時も、話し合いのほとんどは子どもたちだけで完結する。ミーティングには大人は加わらない。尾崎代表は言う。

「子どもたちだけのミーティングなので時間が長いんです。国語力もなければ、物事をしっかりと組み立てていく論理もありません。でも、自分の考えを言葉にするのも練習ですし、ブレインストーミングの力は大切です。大人が口を出すと支配的な関係になってしまうので、じっとミーティングが終わるのを待っています」

 試合になれば判断するのは選手たちで、指導者は手助けできない。選手が考える習慣を付ける環境づくりと、指導者に安心感や信頼感を寄せる関係性。全国の頂点に立つには理由がある。

(間淳 / Jun Aida)

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